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zoom RSS 『アンナカレーニナ』

<<   作成日時 : 2011/02/26 10:37   >>

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アンナ語りです。
個人的かつ不親切な文章だと思われます。
興味のある方はどうぞ。












あさこさんが出演している作品という大前提を置いておいて、作品として純粋に楽しむことが出来ました。
観劇後、なーんにも考えられなくて手につかなくて、意味なく日比谷の街を歩きまわっちゃったくらい、この作品の重厚さに押しつぶされそうになりました。

登場人物の誰しもにどこかしら共感できる部分があって感情移入しちゃうから、自分の中で色々な感情が交錯しちゃって結構大変だったりします。





もちろん、アンナを中心に追ってる訳だけど。
彼女のことは、恋に走ってしまう気持ちは理解できても100%の共感はできない。
少なからず独りよがりなところがあると思うし。
それなのに憎みきれないのは、初めて人を愛したことで変わってしまうことや、気付いてしまうことがあるのを理解できるから。

アンナはどうしようもなく真っ直ぐな女性で、セリョージャへの想いもヴロンスキーへの愛も、そのどちらにも嘘偽りがない。
どこかで自分の気持ちに嘘がつけたなら、違う未来があったかもしれない。
それでも、その道を選び取れない彼女が可哀相でもあり、悲しくもあり、そしてその潔さ魅力的だと思った。





ヴロンスキーに惹かれてしまうことに対するアンナの迷いはすっごく良く分かる。
彼女は十二分に我慢したし、拒絶したし、決別しようとした。
でもその気持ちが頑なならばその分だけ、ヴロンスキーを愛しているという証になり、ちょっとしたきっかけで壊れてしまう弱さを伴ってしまう。

余談だけど、私が「瀬奈じゅん」という人に持つ印象も同じようなことが言えるんだけど、私はこの相反するベクトルを持つ感情なり人物なりが大好きなんでね、はい。
アンナもそういう意味では大好きです。

ただやっぱり、さっきも言った通り、すべてを理解することは出来ない。
でもシシイのときのように辛いと思わないのは、アンナと自分が根本的な部分で似てないからだろうなー。
シシイに対しては同属嫌悪見たいな感情がある気がする。







ヴロンスキーがアンナに与える選択肢は、どちらもアンナには選び取れないもの。

カレーニンと別れるか、出来ないなら僕と―。

アンナの答えはそこにはないんだよね。
だって彼女が天秤に掛けているのは、カレーニンとの夫婦生活ではなく、最愛の息子セリョージャだから。
結局、アンナの強すぎる想いに、同じ比重で返してくれたのはセリョージャだけだったんじゃないかな。
だから彼女は、セリョージャを捨ててしまったときから動けずに居る。



愛する人と共に幸せに暮らして居ても「今」を生きてはいない。

ヴロンスキーに想いを告げる前のアンナは、言葉では拒絶しながらも、あれ程愛が溢れだした目で彼を見つめていたのに、想いが叶ってからの彼女はその気持ちを直隠しにしているようだった。



薬のせいもあって必要以上に不安が募るアンナは、いちいち確かめて試すことでしか愛情を計れない。

彼の背中にしか向けることの出来ない、彼女の表情。
不安の中で、それでも彼を信じたい。
彼に愛されていることを感じたい。

そんな気持ちが痛いくらいに伝わってきて、見る度にどうしようもなく胸を締め付けられた。





夫と恋人ではなく、子供と恋人の狭間で揺れている。
これが「アンナカレーニナ」という作品の魅力なのかな。
だから、そりゃ若くて格好いい情熱的な男が居たら走っちゃうよねー旦那はツンツンして全然デレないしさ(*´∀`)
とか簡単に言えないのです、辛ひ。


そりゃー第三者として、デレを隠し通そうとするニコライさんの葛藤を見てますのでね。
指が触れても嫌な音とか愛のないベッドとか言われ放題なニコライさんが可哀想に思えてきたりもするんですけど。
アンナにとってみれば、ただ嫌味な男でしかないわけで。
結局、彼の苦しみや不器用さをアンナは知らないままだったんだなー。
アンナに直接向けられなかった分、彼はきっとセリョージャ、そしてアンナとヴロンスキーの間に産まれた女の子のことを愛してゆくのだと思います。




アンナとヴロンスキーの恋という視点のみで語るとすれば、



好きが止 ま ら な い !



答えはどうであれ結論は同じ。
2人にしか聴こえない曲の中でいつでも2人は踊り続けている。

というエッセンスが好きで好きで好きで(ry
言葉で何を紡ごうとも変えられないかけがえのない真実が密かに流れ続けているという。
その深さたるやもう。



私はとりあえず1幕、というよりWe are dancingの場面がもう好きすぎて叫びだしそう。
were であり are なのです。
ここら辺もう本当に上手いなーと感服するのであります。


彼の手をとり踊りながら見つめるその視線。


あんな熱っぽい視線で見られたらヴロンスキーは引くに引けないよ!アンナちゃん!ていうね。
あの好きが溢れ出して大洪水起こしてますけども。
ていうか、あんな顔して好きじゃないとか言われても信じられませんな(´、ゝ`)です。


アンナちゃん(の中の人含)の目ほんっと凄くてねー。
なんとも言い表せない縋るような眼差しといいますか、あれ使い様によっては危険でしかないので、キヲツケテクダサイとか思っちゃうんですけどね。
あんな目されたら堕ちない男はいませんよ(ニコッ)
私としては、女優・瀬奈じゅん的にmustな表情であります(*´∀`)





そして、アンナとヴロンスキーがひたすらいちゃいちゃするだけでお馴染みの(えっ?)ベニスの場面。

自分が描いた絵をちょっぴりからかわれて絵の具のついた筆でアンナの顔に落書きをしようと追いかけるヴロ⇒きゃーとか言って走って逃げるアンナちゃん⇒おりゃーとか言ってでもでも優しく床に押し倒すヴロ⇒見上げるアンナちゃん(このとき当然、床と平行)(これ最重要項目)⇒素敵な絵だわ&鼻チュー



なにこの絵に描いたバカップル(ノ∀`)・゚・。
可愛い可愛いデラ可愛い。




あぁ下手にかぶりついて見たい!
いっそキャスト陣に混じってひゅーひゅーとか言いたい!
DVDは宙エリザばりのうpアングルでお願いします(屮゚Д゚)屮



マズルカを踊る超素敵衣装なアンナちゃんとか、一瞬しか着ないけどクローケの場面でのこれまた素敵衣装奈アンナちゃんとか。
あんな表情とかこんな表情とか。
瀬奈じゅんさんの新たな一面を堪能できて本当に幸せな公演でした。
特典映像満載と噂のDVDの到着が待ちきれません。

残された名古屋、大阪公演。
遠い地からではありますが、ぺテルブルクに舞い振る雪を想像しつつ、成功を願っています。



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