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zoom RSS 『貴婦人の訪問』

<<   作成日時 : 2015/09/05 18:40   >>

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『貴婦人の訪問』行って参りました。
『Mozart!』ぶりのはるのさん!
約半年ぶりのはるのさん!
わーい!

Twitterに流れる重要度の高そうなネタバレを避け、でも後で読みたいから薄目でファボるという日々を乗り越え、ついにこの日がやって来ました。

ストーリーはといえば、剥き出しの愛憎劇。
クレアの復讐劇そう思われていた全てが、マチルデのそれに摩り替わる。

アルフレッドはずっとクレアを愛していたと言ったけれど、私にはそうは見えなかった。
彼が愛したのは、他ならぬ自分自身。
どう高く見積もっても、アルフレッドがクズ男。
そして、どうしたって滲み出る祐一郎さんの可愛さゆえ、それ程深刻に追い詰められているようにも思えず、『アルフ酷い、愛してるって言ったじゃない!私のこと騙したのね!』と安いセリフを吐いてました(私が)(心の中で)

涼風さんは、その過去だけを見ると、可哀想で痛々しいくらいの女性であるはずのクレアを、同情の目で見られないラインで成立させていて、素晴らしいなと思いました。
それがプライドの高いクレアにとても良く合っていて、マチルデセコンドの私でさえ、愛おしさを感じました。
(だって悪いのは全部アルフ)

素敵な叔父様5人衆は、幼馴染み萌える!みんなマチルデを可愛がってる!(特にキーヨパパ)って思っていたところをまんまと裏切られました…。
皆が小綺麗な服装に変わり欲望まみれになっていった中で、クラウスだけが薄汚れた服のままで。
彼だけが「友情」を持ち続けていたのだなと。
でも、残念ながらそれはアルフレッドには届かない。

あと、面白いなと思ったのが、クレアとマチルデの対比。
感情的になる女を、抱き締めることでとりあえず取り成そうとするアルフレッド。(言い方に悪意しかない)
その腕を拒めないクレアと、空気ごとサッと断ち切ってしまったマチルデ。
サッとか書いたけど「やめて、アルフレッド」の言葉で、劇場の温度が2度下がったくらい分厚い氷の壁が見えたよ…怖いよマチルデ…。
最初に抱き締められた時は、あんなに幸せそうに笑ってたじゃない…。

あの表情は抱き締めている当のアルフにも見えていないんだぜへっへっへっ。
(私、上手席の端っこで小さくガッツポーズ。)

アルフレッドに愛されていると信じていた頃のマチルデは、本当に健気で可愛くて。
心からアルフレッドを守ろうとしていたんですよね。
命を狙われる恐怖からマチルデ縋り付くアルフレッド。
それを支えるように、立つことを即すマチルデ。
とんでもない包容力。
…しかし、どう見ても女性のそれではない。
男前過ぎたよ、はるのさん…好き…。

真実を知ってからのマチルデは、溢れ出る感情を押し殺しているようで。
最後の審判で手を挙げるまでの一呼吸。(ここのタメ方すんごいはるのさんっぽい)
迷いを断ち切ったマチルデの顔からスッと何かが消えた気がした。
皆がアルフレッドの亡骸を見守る中、慟哭するクレアを睨みつけ、自分の目から今にもこぼれ落ちそうな涙には必死に蓋をする。

もしかするとマチルデは、愛されていなかったことによる自分の感情の落とし所を見つけられないまま、アルフレッドを失ってしまったのかもしれない。
愛し続けることは出来ず、憎み切ることも出来ず、泣くことすら出来ない。
彼女はこの後、大き過ぎる心の隙間を抱えながら生きていかなければならない。
辛い…辛過ぎる…。

そんなことはつゆも知らない1幕のマチルデは、とにかく可愛くて可愛くて可愛くて。
にやつく顔を抑えるのに必死でした。

クレアを街に迎え入れる場面で、さりげなくアルフレッドと手を繋ぐマチルデ。(左手薬指には結婚指輪)(ちょう萌える)
私溺愛の春野さんのお家芸【リアルで生々しい自然さ】が顕著に出ていて血が滾りました。

後ろから見る腰のラインが、色っぽい?艶っぽい?あぁ、あれだ、エロくて、後ろからギュッとしたくなりました。
後ろからギュッとしたくなりました。(2回言う)
相変わらず細いなぁ。
なのに色っぽいなぁ。
アルフレッドが腰に手を回すと、その細さがより如実になって、大丈夫?生きるのに必要なもの全部入ってる?と心配になります。

そして、マチルデさん、あらゆる場面の至る所で小芝居をされておられるので、目が離せません。
電話を持ったかと思えばもしもーしと言ってみたり、行き交うみんなとお話ししてみたり、クレアとアルフレッドが挨拶を交わす姿を見たくなくて背を向けてぷーっと頬を膨らませてみたり。
可愛過ぎかよ。

あと、お酒を飲み干すクラウスに『これで最後よ』って言いながらお酌してあげる姿とその距離感に萌え転がりました。
いくら強いお酒っていってもまだ2杯目!甘やかす!私も甘やかして!(落ちつけ)

アルフレッドとクレアが秘密の場所で昔の思い出に浸る姿を見ながら、今頃マチルデはひとりお家のベッドで寂しく眠っているのかと思ったら、よし夜這いの準備だ!みたいな気持ちになります。

あとお衣装も鬘も、今回とても良くお似合いで、その可愛さに拍車が掛かっております。
エプロンや、パジャマ姿なんかも見られたりして。
寝ぼけ眼のマチルデをパッパッパジャマって歌いながらお着替えさせたい衝動よ静まれーい。静まれーい。

そして何を差し置いても、最後のスペイシーなお衣装ですわよ!
あの(場違いな)お衣装を着こなすどころか、説得力さえ持たせてしまう春野寿美礼の絶対的圧倒的トップスター力たるや…!
あまりにお似合い過ぎて、寧ろそれが普段着?みたいな。
平伏です。

そのままのお衣装でのカーテンコール。
祐一郎さんと手を繋ぐための手を差し出したまま小走りで駆け寄ったり(もれなく上目遣い)、禅さんといちゃいちゃしたり。
可愛過ぎかよ。(2回目)

去り際に禅さんにおんぶ?って言われて戸惑っていたよ、可愛い。
何度目かの挨拶で、何もないタイミングなのに、よろけちゃってへらへら笑ってて、なんなの?天使なの?知ってましたし!ってなりました。
可愛い。
(何でも可愛いで片付ける)

楽しかったなぁ。
再演が実に楽しみ。
今回はキャナルシティー劇場でしか見られなかったので、来年の秋はクリエの濃密な空間でマチルデの可愛さ(のちに怖さ)を堪能出来ればいいなぁ。

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